FIVB ワールドカップバレー2011 日本 vs 中国
ワールドカップバレー観戦で、広島に行ってきました。バレー観戦だけでなく、「中ちゃん」でウニクレソン食べるのも楽しみだったんですけどね。
センター線2枚(山本愛選手・井上香織選手)を怪我で欠く日本は、苦戦を強いられるであろうと予想していましたが、中国には思いのほか善戦してくれました。しかし、結果はご存知の通り。
あれだけミスの多かった中国に勝てなかった。あれだけコンディションの悪い中国に勝てなかった。あれだけ王一梅を封じたのに勝てなかった。中国戦をヤマとみて、完璧な準備の上挑んだけれど勝てなかった・・・
10番 岩坂名奈(ナナ)、13番 新鍋理沙(リサ)といった若手の活躍に、一筋の光明を見出すことはできるかもしれませんが、
- セットカウント2-1から逆転で負けた
- 第2セットも、第4セットも、そして最終第5セットも、かなりの点差から逆転で取られた
- 結局、日本のミスで自滅した
ということを考えると、若さ故の脆さも垣間見えるわけで、やはり今大会は厳しい、というのが現実なのでしょう。でも、修正する課題がたくさんあるというのは、大きくジャンプアップできる可能性もあるということですから、とりあえず大会終了まで、なりふり構わずプレーして欲しいものです。若い子は、1試合ごとにうまく、強くなりますから。
以前に、「ナナが大化けしてくれたら」と書きましたが、大化けはともかく、中国戦ではあたってました。ブロック本数は立派なもの。ナナのおこぼれで、リサもけっこうブロックを稼ぎました。1枚で止めたのもありましたから、おこぼれとか書くと失礼ですけど。
しかし、王一梅本人もこんなに止められたのは、過去に記憶がないかもしれません。ナナのブロックが、安定してこのくらい出るようだと、日本のセンター線も厚みを増します。
そして、リサ。サーブレシーブに関しては、数字は良くないのですが、なんとかセッター竹下佳江選手(テン)が、追いつけるところには上げてくれてます。
第2セット、王一梅のジャンプサーブで、連続6失点だか7失点だかを献上してしまいましたが、その始まりが↑で取られたサービスエース。
その後、なんとか持ち直し、Aパスではないものの、テンにボールが返るように。しかし、王一梅のサーブを早く切りたいエバ(江畑幸子選手)が力んで、3連続で決められず。そして、先に書いた連続失点。ミスはあるし、やっちまったものは仕方ないし、そこで萎縮せずに切り替えて、思い切りよくガンガンプレーできればいいんだけど、あの異常な声援(でも、プレー中の選手には聞こえてないかもね。)の中では、それも難しく。22歳だからね。そこら辺の22歳女子をあそこに放り込んだら、たぶん座り込んで動けなくなってしまうだろう。そんな状況の中、彼女らは戦っているわけで・・・
要所でのミスのため、それが目立ってしまったエバですが、彼女は今の全日本の得点王。イタリア戦のように、さおり一人にマークが集中し、楽に得点できていた部分もありますが、中国戦でもブロックをかいくぐり、同じように得点を積み重ねています。
決して非難されるようなプレーをしているわけじゃない。少々のミスに凹まず、強気・強気・超たまにフェイントくらいで行って欲しいです。
あと、エリカ(荒木絵里香選手)ですが、キャプテンの重圧の中、最低限のことはやってくれてます。特に、さおり(木村沙織選手)が決めたあとなんか、凄いガッツポーズでさおりを迎え入れてくれたりして、この時のコートの中の雰囲気は、かなりいいはず。
↑の写真なんかがそうですが、このエリキャを正面から撮りたかった。
それから、テンはバケモノだね。日本の守護神、リョウ(佐野優子選手)が飛び込もうとしたその瞬間、
画面の端から、突然テンが飛び出してきて、
結局、上げちゃう、という・・・
コート内にリベロが二人いるようなもんです。上のプレーは、残念ながらネット際にテンが上げたボールをつなぎきれず、最終的には拾えなかったのですけども。コート内の味方も、まさかあのボールが上がるとは思ってなかったのかも。
さおりはいいね。もう一人、さおりがいてほしいね。スパイクを決めて、笑顔でこうやってさおりが跳ねると、それだけでコート内がパーっと明るくなります。
もう一人、さおり並みに活躍しなければならない人は、↓の狩野舞子選手ですが、まだコンディション的には厳しそう。体も浮いてない(高校時代から、高く飛ぶタイプじゃなかったけど)し。しかし、もう、そんなことも言ってられない時期になって来ましたけどね。
書き足りないことはいっぱいありますが、写真の整理もまだできてないので、そのうちに。
全日本女子バレーボールチーム、昨日1日でしっかり気持ちを切り替えてくれているでしょう。今日は、アルジェリア戦。普通に考えれば、負けることのない相手。今まであまり出番のなかった選手にも出場機会が与えられるかも。
今後のヤマは、金曜日のセルビア戦。これに気持ちよく勝てれば、ドイツにも勝てるかも。それでも、ブラジル・アメリカは厳しいだろうから、4敗かな。メダル圏内は3敗らしいけど。
しかし、流れ次第で何が起こるかわからないのが、女子バレー。勝負事は終わってみるまでわかりません。もちろん、全日本は、相手がブラジルだろうが、USAだろうが、全勝するつもりで行くわけで、そのへんのおっさんが「良くて4敗か。」とか、アホなことを言ってるのとは心構えからして違うわけですが。
中国が今大会で五輪出場権を取れなかった場合、OQTで中国と争うことになるわけですが、この試合で決して勝てない相手ではない、という手応えを選手は感じているでしょう。それだけに、悔しかったとは思いますが、その悔しさを糧に大きく成長して欲しいもの。
外野のおいらは、今晩も缶ビール片手に、テレビ観戦を楽しみたいと思います。
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