無線ブルーレイ再生・書き込みに対応したブルーレイドライブ BDR-WFS05Jに、iOS版Appが登場！

　昨年秋に販売開始された、パイオニアの無線LAN経由で接続可能なワイヤレスブルーレイドライブ BDR-WFS05J。

　MacBook AirやMacBook Proのように、光学ドライブを搭載しないMacやPCが増えてきている中、このドライブの登場はエポックメイキングを感じさせるものでした。

　当初はMacには対応していなかったのですけど、現在はMacにも対応。BDR-WFS05Jは、普通にUSB3.0接続の外付ブルーレイドライブとして利用することも可能ですが、高速USB仮想化技術を搭載していますので、

• PCと直接ワイヤレス接続して、BDソフトのスムーズな再生を実現（アクセスポイントモード）
  高速USB仮想化技術により、ルーターを経由することなく、PCと直接ワイヤレス接続して、BDソフトを再生することができます。実効70Mbpsの高速伝送を実現しているので、ワイヤレス接続でもスムーズに高画質・高音質なBDコンテンツを楽しめます。
• PCやタブレット端末とワイヤレス接続してDVDやCDの再生が可能(ステーションモード)
  お手持ちのルーターを経由して、Windowsを搭載したタブレット端末やPCとワイヤレスで接続して、DVDやCDを再生することができます。インターネットに接続しながらでもDVDやCDを楽しめます。
• PCとワイヤレス接続してデータの書き込みが可能
  高速USB仮想化技術により、USBケーブル接続と同じ感覚でBD/DVD/CDへの書き込みやデータ再生が可能です。また、専用ACアダプターを同梱しているので、安定した動作で快適に使用することができます。本機のドック部は仮想USBとして動作するので、ドックの端子部にUSBメモリーや外付けHDDなどのUSB機器を接続し、Windows搭載タブレット端末やPCからワイヤレスでデータを書き込んだり読み込むこともできます。

といったことが可能です。

　そんなWi-Fi対応のブルーレイドライブ BDR-WFS05Jが、iPhoneやiPadといったiOSデバイスでも使えるようになりました。

　そのためのiOS Appが、ODFinder - Pioneer Corporation。無料です！

　このアプリを使うことで、iPhoneやiPad、iPod touchからBD-RやBD-REに記録された内容が閲覧可能になります。また、音楽CDの場合は、ワイヤレス再生やリッピングも可能。

　読み出し可能なファイルは、

• M4A/MP3/WAVE
• MP4/M4V/MOV
• JPG/GIF/BMP/PNG/TIFF
• PDF/MS Officeのドキュメント/iWorkのドキュメント

等々。

　iOSデバイスでも使える光学ドライブ。なかなか斬新ですね。でも、

• DVD-RAMの読み込み不可
• ブルーレイビデオ、DVDビデオ、VideoCDの再生は不可

と、制限もありますけどね。

　BDR-WFS05Jのお値段は、執筆時現在23,000円ほどと、通常の外付けポータブルブルーレイドライブの2〜3倍の価格。普通の人は数千円のUSB接続のドライブ買っちゃうんでしょうね。