iBooks Store 今週のブックは、稲盛和夫著『生き方』です。

　iBooks Store 今週のブックは、稲盛和夫著『生き方 - 稲盛和夫』です。

　京セラの創業者であり、最近では日本航空の経営再建に尽力した稲盛和夫氏。経営者にとっては、神様のような存在ですね。しかし、その神様を激怒させた民主党は、その時点で解党して出直すべきでした。その後に、3.11 東日本大震災が発生。彼を激怒させた民主党には何もできず、その後の経緯はご存知の通り。

　もっとも、東電が解体されずに、社員はいまだに高給で優遇されているわけで、民主党だけを責めても仕方ないわけですが。

　本当は、彼のような人が政治家になるべきなのですけども。若いうちに、政治家になって欲しかった人です。

　ちなみに、稲盛和夫氏は、経済人としては珍しい「卒原発派」です。卒原発を掲げた「びわ湖宣言」の賛同者です。

びわ湖宣言

• 原発を段階的に削減する「卒原発」
• 女性や子供が生きやすい社会を作る「活女性、子ども」
• 生活不安を取り除く「守暮らし」
• 消費税増税に頼る前に、財政支出の無駄を削る「脱増税」
• 官僚依存から国民の手による行政司法を目指す「制官僚」
• 食品の安全や医療水準を守りながら品格ある外交を展開する「誇外交」

　しかし、日本人は忘れっぽいから、今は原発再稼働に向け、政府自民党は着々と準備中。汚染水はあいかわらず垂れ流しっぱなしなのに、完全にブロックと言い切る首相。とりあえず、福島原発を完璧に処理し終えてからにしてほしいんですけどね、再稼働とかの話は。