「Amazon Fire TV」は、非常に良くできたストリーミングメディアプレーヤーだった！

　昨日、amazonのストリーミングメディアプレーヤー（セットトップボックス）である「Amazon Fire TV」と「Fire TV Stick」の販売が開始されました。

　私は、「Amazon Fire TV」を購入したのですが、Apple製品と同等の使い勝手の良さ、とっつきやすさを備えたストリーミングメディアプレーヤーに仕上がっていました。

　と言うわけで、「Amazon Fire TV」のレビューです。

　まずは開封の儀。

　本体は、Apple TVを角張らせて、少し大きく、そして薄くした感じ。Apple TVは、ACアダプタではなく、電源を本体に内蔵していますので直接コンセントにコードをつなぎます。が、「Amazon Fire TV」はACアダプタ経由でコンセントとつなぎます。

　「Amazon Fire TV」のリモコンは、デザイン的には普通のプラスチッキーなリモコンです。このあたり、アルミボディのApple Remoteとは随分違います。

　もっとも、リモコンにはマイクが内蔵されていて、音声コントロールができたりと使い勝手は最高です。音声認識率は、非常に高いです。

　Amazonアカウントが登録された状態で届きますから、動画を見るまでにやることは、

1. 「Amazon Fire TV」をテレビや液晶モニターのHDMI端子につなぐ
2. Wi-Fiまたは有線でインターネットに接続する
3. リモコンに付属の電池を入れる

くらいです。

　つないでしまった後のセッティングの簡単さは、下記の動画（途中から音が出ます）をご覧いただければ、ご理解いただけるかと。

　明日、販売開始の第4世代Apple TVはともかく、第3世代のApple TVを超えているのは確か。もっとも、第3世代のApple TV販売開始から、これだけ月日が経っていますから、当然ですけどね。Apple TVは、逆にあの時代に出ていたのが凄すぎたわけですが。

　あまりにあっけなく使えてしまったので、「プライム会員」なら無料で見放題の「プライムビデオ」を予定外に視聴することに。

　昨晩観たのは、「体脂肪計タニタの社員食堂」。

　音声が途切れることもなく、動画が乱れることもなく、最初から最後まで、非常にスムーズにフルHDで視聴できました。ダイエットについての知識も得ることができましたし、「体脂肪計タニタの社員食堂」、楽しめますよ。

　「Amazon Fire TV」。これ、いいわ！

　「Amazonプライム会員」なら、買うしかないですよ。元々のサービスだけでも十分に元が取れたのに、「プライムビデオ」が見放題なんですから。洋画も邦画も、そしてテレビ番組も、無料とは思えないくらいコンテンツは充実しています。超オススメです。

　Apple Musicの聴き放題もすごいと思いましたが、それより安い値段（元々「プライム会員（年額3,900円）」なら、無料みたいなものです）で、これだけ豊富な動画を見放題というのは、Appleもうかうかしていられません。

　消費者としては、より良いサービスが安く提供されることはありがたいですけどね。逆に、供給している方は、大変だね。

　なお、「Amazon Fire TV」には、リモコン用の単四電池は同梱されていますが、

• HDMIケーブル
• LANケーブル

は同梱されていません。LANケーブルについてはWi-Fi（無線LAN）利用であれば不要ですけどね。というわけで、お持ちじゃない場合、最低「HDMIケーブル」は必要になりますから、ご注意くださいね。