紳士靴は英国製に限る! グレンソン(GRENSON)のシド(SID)について。
紳士靴は英国製に限ります。というわけで、今回はGRENSON(グレンソン)のシド(SID)
について。
以前に書いた通り、GRENSON(グレンソン)には、
- G.Zero(480GBP〜)
- Triple Welt(420GBP〜)
という、2つの高級ラインがあります。厳密には、トリプルウェルトというのは、G.Oneラインの1つですから、G.ZeroとG.Oneと書いた方が正確かな?
GRENSON(グレンソン)のシド(SID)
は、基本的にはG.Two(以下、G2と表記)ライン。最もお手頃価格のモデルです。それでも価格的には、220-250ポンドほどしますが。
そして、残念?なことにG2ラインは、英国製ではなくインド製です。英国靴だけど、インド製。クラークスと同じですね。
ただし、クラークスは、グッドイヤーウェルト製法の靴をほとんど作っていませんが、グレンソンの靴は、ほとんどがグッドイヤーウェルト製法です。というか、グレンソンでグッドイヤーウェルト以外の靴を私は知りません。
私の靴は、スエード素材。グレーとチャコールのコンビです。
グレーの靴を探していたのですが、私でも買えるお手ごろ価格のものがなかなかなくて、たまたま見つけたこいつを買った次第。もちろん、安かったですよ。私が買うくらいですから。
インド製ですが、前に書いたグレンソンのアーチー同様、細かな部分を除けば、作りはしっかりしています。
赤いインソックは、G2ラインの証です。すなわち、インド製ということです。この赤いインソックの接着はかなりいい加減で、浮いているものや剥がれそうなものも多いです。そのくらいかな、雑な印象を受けるのは。
あ、かかと周りの縫製も、少々雑な感じを受けるかもしれません。が、英国製の靴でも、例えばBARKERとかは、同じように縫製の荒いこともあるので、私はそれほど気になりませんが。
インソックの裏側は、ポリウレタンっぽい緩衝材(ごく薄いものですが)が貼ってあるのも、マイナスポイントですね。これは赤いインソックの宿命です。
トゥのアップです。ストームウェルトや縫製が気になる人はいるかもね。私はこのくらいなら、全く気にしません。
ソールは美しいレザーソールです。カントリー系のモデルですから、横幅も広く色気のかけらもありませんけどね。
もっとも、その美しいレザーソールも、貧乏症の私はすぐにハーフラバー&ヴィンテージスチールってことになっちゃうわけですけどね。
サイズ感ですが、Gウィズだけ合って、日本のEEE並みに幅はあります。幅以上に、指の上から甲にかけ、高さも余裕があります。
でも、不思議なことに、見苦しい履き皺はつきにくいのですけどね。
履き心地は、厚底XLソールのアーチーほどクッションがきくわけではありませんが、私には十分満足できるもの。幅広のおっさんの足に合うラストですし、私は好きなのですけどね。私が買ったように1万円台、あるいは2万円程度で買えるなら、G2ラインもけっこうお勧めです。
でも、4-5万円も出すなら、最高級ラインのトリプルウェルトのモデルに手が届く(↓参照)わけで、G2を買う必要はありませんけれど。
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