ポータブル電源の決定版。Ankerから434Whの「PowerHouse」が登場！

　キャンプやバーベキューなどのアウトドア、また災害時にも大活躍するポータブル電源。屋外で、100V電源あるいは12V電源が必要なときに、非常に重宝します。

　またドローンでの空撮やラジコンを楽しんでおられる方なら、リポバッテリー充電用に使っておられる方も多いでしょう。

　以前このブログで、鉛蓄電池タイプのポータブル電源「メルテック SG-3500LED」をご紹介しました。もちろん、私もまだ愛用しております。バッテリーは1回交換しましたが。

　このメルテックのポータブル電源。私が購入した時より価格が上昇していますが、それでもコスパは最高です。しかし、12V20Ahの鉛シールドバッテリーを内蔵しているので、その重さはかなりの重量級。11kgほどあります。

　これは、車から積み降ろして、キャンプ場やバーベキュー会場、空撮現場までの移動だけでも、けっこうずっしりくる重量です。

　そんな中、Ankerが、鉛シールドバッテリーに比べはるかに軽量で、パワフルなリチウムイオン電池を搭載した「Anker PowerHouse (434Wh / 120,600mAh ポータブル電源) 【静音インバーター / USB & AC & DC出力対応 / PowerIQ搭載】」を、6月6日より販売開始するようです。

　Anker PowerHouse (434Wh / 120,600mAh ポータブル電源) は、

• 小型/軽量/大容量
  434Whの容量を誇り、Powerhouseはノートパソコンに15回充電することが可能です。リチウムイオンバッテリーにより、鉛蓄電池にくらべ、大幅な小型化を実現しました。DCやAC出力も可能なので、災害時やキャンプなど、電源供給が不安定な環境での備えに最適です。
• 環境に配慮した設計
  PowerHouseは無臭かつ燃料不要、クリーンで安全、静音のポータブル電源です。
• 3つの出力モード
  PowerHouseは様々なモードで出力が可能。12Vシガーソケット、ACコンセント、4つの急速充電USBポート(PowerIQ対応)により、幅広い機器、家電へ充電することができます。
• 安心安全
  バッテリーマネージメントシステム(BMS)により電圧や温度を適切に管理し、ショートを予防することで、高い安全性を実現。また、アクティブ方式のセル・バランシングを採用することで、バッテリーのエネルギー効率を最適化すると同時に、バッテリーの寿命も長期化しています。
• 世界でも名高い製品保証
  Ankerは弊社製品に絶対の自信を持っています。そのため、18ヶ月保証と品質の高いカスタマーサポートを全ての製品に提供しています。

と、ポータブル電源の決定版とでもいうべき仕様。重量もメルテックの半分以下の4.3kgという軽量設計となっています。

　お値段5万円とかなり高額ですが、これは持っていればアウトドアでは便利そうですね。

　リチウムイオン電池、あるいはリチウムポリマー電池を搭載した同様の製品としては、

• システムトークス スゴイバッテリー DX 【リチウムデラックスタイプ】Ver2 SGB-MDC300LP2-DX・・・40,134円
• クマザキエイム SOLPA 「コンセントから充電するコンパクトな充電池」 家庭用ポータブル蓄電池 【elemake】 ホワイトシルバー SL-200・・・48,680円

といった先行製品があります。

　「Anker PowerHouse (434Wh / 120,600mAh ポータブル電源) 【静音インバーター / USB & AC & DC出力対応 / PowerIQ搭載】」は、後発製品だけに「インバーター搭載」や「容量」、「保証期間」等で差をつけてきているわけです。

　価格から考えても、ごく一部の人しかターゲットにならない製品ではありますが、路上ライブをしている人や、ストリーミング配信をしている人も、ちょっと欲しくなる製品かもしれません。