運転中のハンズフリー通話とiPhoneのカーステレオ再生を実現する「Teyimo Bluetooth FM トランスミッター」のレビュー
iPhoneを車載する理由は、人によって様々でしょう。
- マップアプリやGoogle Mapをカーナビ代わりにしたい
- iPhoneの中の音楽やAmazon Musicをカーステレオで再生したい
- 車内でもハンズフリーで通話したい
等々。
新しいクルマであれば、AppleのCar Playに対応していたりしますから、何も悩むことなくiPhoneとクルマを接続できるわけですが、うちのような大昔のクルマの場合は別の方法を考える必要があります。
iPhoneを車載し、クルマとつなぐにあたって一番手軽なのは、ワイヤレス(無線)でつなぐこと。もちろん、有線でつなぐ方法もありますが、運転席周りにコードがごちゃごちゃ這い回るのは見た目にも美しくありませんしね。
今回試した「Teyimo Bluetooth FM トランスミッター」は、クルマのシガーソケットに差し込むだけで、ワイヤレスでiPhoneとクルマをつないでくれるデバイスです。
中には本体と、説明書が2つ。
「Teyimo Bluetooth FM トランスミッター」とiPhoneは、Bluetoothで接続します。
「Teyimo Bluetooth FM トランスミッター」の本体をシガーソケットに差し込むだけで、電源がオンになります。その状態で、iPhoneの「設定」から「Bluetooth」を選び、ペアリングします。
iPhoneの画面に「X5」というデバイスが表示されますから、タップしてペアリングするだけ。最初にペアリングすれば、あとはクルマのキーを回すたびに、「Teyimo Bluetooth FM トランスミッター」の電源がオンになり、自動的にBluetoothで接続されます。
たまに接続されないこともあるようですが、その場合、iPhoneの「設定」→「Bluetooth」で、X5が「未接続」となっているはずですから、タップしてあげるだけで接続完了です。
「Teyimo Bluetooth FM トランスミッター」とクルマのカーステレオとは、FMでつなぎます。つまり、カーステにFMラジオがあることが前提です。
周波数は、「Teyimo Bluetooth FM トランスミッター」本体横の「ch」スイッチで変更できます。また、その周波数は「Teyimo Bluetooth FM トランスミッター」本体に表示されます。
あとは、カーステのFMチューナーを同じ周波数に合わせて、適当な(空きの)チャンネルに登録するだけです。
このように、iPhoneとカーステ(FMラジオ)を接続することで、
- マップアプリやGoogle Mapをカーナビとして利用した時に、ナビの音声はカーステのスピーカーから聞こえる
- iPhoneの中の音楽やAmazon Musicをカーステレオで再生できる
- 車内でもハンズフリーで通話が可能
になります。
なお、ハンズフリー通話の際は、電話の相手の声もカーステのスピーカーから聞こえますので、非常に聞き取りやすくなります。もっとも、クルマに彼女や奥さんを乗せている時に、別の彼女から電話がかかってきたりしたら、修羅場ですけどね。
しかし、メリットもありまして、クルマ何台かに分乗して、旅行するときなんか、休憩場所等を通話しながら決めることがありますが、通話内容を同乗者も把握できますし、通話にも同乗者が参加できますので、これはこれで非常に便利です。
ちなみにこちらの音声は、「Teyimo Bluetooth FM トランスミッター」本体に内蔵されたマイクが拾ってくれます。
上記のように接続したiPhoneで、Amazon MusicやiTunesを再生してみましたが、この手のFMトランスミッターにありがちな、音が小さすぎるということもなく(それでも、各FM放送局の音よりは小さい)、普通に音楽を楽しむことができます。
もっとも、音質については、AACコーデック対応ではなく、ただのBluetooth(SBC)ですから、期待するほどのものではありませんが、運転中に聴くのであれば十分かな。
これまで、同じようなデバイスとして、「Jabra FREEWAY」と「Jabra クルーザー2」を利用し、特に問題を感じていなかったわけですが、Jabraのサンバイザー型と比べて、以下のメリットがあります。
- 充電の必要がない
- 音楽再生時、次の曲やリピートがスイッチ操作でできる
まず、充電についてですが、Jabraの両モデルは1回充電しておけば14時間ほど車内で使えますから、十分なバッテリー性能です。万一のバッテリー切れでも、シガーソケットからUSBケーブル1本で充電可能です。
「Teyimo Bluetooth FM トランスミッター」は、シガーソケットから給電しますから、充電が必要なJabra製品よりさらに手軽。
また、Jabraは音楽再生中にリピートしたり、スキップしたりするためのスイッチがありません。iTunesで音楽を聞いている場合は、Siriに「次の曲」とか「リピートして」って言えばいいわけですが、Amazon Music再生中はその手が使えません。
でも、「Teyimo Bluetooth FM トランスミッター」には、本体横に「スキップ」と「リピート」のボタンがあるので、これは便利です。もちろん、iTunesだけでなく、Amazon Music再生中も機能します。
また、1万円ほどするJabraの製品に比べ、1000円台で購入可能な値段の安さも魅力的。
あとは、Bluetooth LEと、AACコーデックに対応してくれれば、言うことなしですね。そのような製品も、近い将来出てきそうではありますが。
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