インスタグラム、バグの影響で600万アカウントがハックされる！

　インスタグラムのCTO Mike Kriegerが、「バグの影響で600万アカウントがハックされた」と発言しています。

　上記では、影響を受けるインスタグラムアカウントの割合は低い、とありますが、ESETによれば、「600万ユーザーのメールアドレス、電話番号等の個人情報が盗まれている可能性がある。」とのことです。

　ホワイトハウスのソーシャルメディアチームが運営する米大統領の公式アカウントもハッキングされているとのこと。

　Doxagramと自称するハッカーは、サイバー犯罪者のためにアクセス可能なダークウェブ上のオンラインデータベースを作成し、「有名人の連絡先情報は、コーヒーは2杯分の10ドル！」掲示しています。

　連絡先だけであれば、基本セレブリティくらいしか実質的な被害は受けないでしょう。

　しかし、一般人のメルアドも、迷惑メールやらフィッシングメールの宛先に使われるでしょうから、インスタに登録してあるメルアドが変更可能なものであるなら、変更しておく方が無難かもしれません。

　インスタのユーザー数は7億人（日本国内は1600万人）。そのうち、600万ユーザーが影響を受けたとして1%にも満たないわけで、それほど深刻に考える必要もないかもしれませんが。

　しかし、一番ダメなのは、インスタグラムのCTO Mike Kriegerが「ハッキングされたアカウントを特定することはできません」と述べているところね。これは、さすがにないよなぁ、って思うんですが。

　インスタグラムを利用の方は、知らない人から着信、メッセージ、電子メールにはご注意を！