ロシアの諜報機関が、2015年にNSA(国家安全保障局)のサイバーセキュリティ戦略を盗む
WSJが、「ロシアの諜報機関が、2015年にNSA(国家安全保障局)のサイバーセキュリティ戦略を盗んだ」と伝えています。
問題のデータは、NSAの職員が自宅に持ち帰ったもので、自宅PCにインストールされたセキュリティソフト「カスペルスキー」によって流出したとのこと。
「カスペルスキー」製品については、この夏、米政府の政府調達企業リストから外され、現在、米政府内での使用は全面禁止となっています。
以前から、「カスペルスキー」製品については、情報漏洩リスクが指摘されていましたが、今回の報道は、それを裏付けるものとなっています。
一方、「カスペルスキー」側は、「米露対立の駒に利用された」と述べています。
今回のNSAの情報漏洩事件については、
- NSAのサイバー攻撃に対する防御方法
- NSAの外国ネットワークの攻撃方法
の両方の情報が流出しており、その時期は2015年。発覚したのが、2016年春ということで、記事の通りであれば、アメリカ大統領選にロシア政府が関与したというのは確実ということになります。
もっとも、このことについては、トランプ大統領自身が、認めていますけどね。
「カスペルスキー」のようなセキュリティー製品、ウイルス対策ソフトだけでなく、最近は家電もIoTで通信する時代。
そうなると、安いからといって迂闊に中国製家電も購入できないわけですが、おいらの使っているiPhone SEも、MacBookもみんな中国製なのね。
昔なら、SONY(PowerBook 100の時代)や日本IBM藤沢(PowerBook 2400cの時代)が製造していたのですけども。困ったもんです。
翻って、日本という国は、基本ソフト(WindowsやmacOS、iOSやAndroid等)も、PC(NEC等かろうじて国産PCもありますが、所詮はWindows PC)も、さらには国防も全て外国任せ。平和な時代は、あるいは平和が続けばそれでもいいんですけどね。
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