ジャパンディスプレイ(JDI)、有機ELを日本初の量産へ
日経新聞が、「ジャパンディスプレイ(JDI)、有機ELを日本初の量産へ」と伝えています。
記事によると、テレビ向けの有機ELパネルを4割安く製造する技術を確立したとか。現在、1000億円規模の投資を計画中で、量産開始は2019年とのこと。
今回のは、テレビ向け大型有機ELパネルのようですが、iPhone用の小型パネルにもこの技術は使えないのでしょうか?
iPhone Xには、サムスン製の有機ELパネルが使われていますが、iPhone Xが1台売れると、売り上げの10%はサムスンの売り上げになるわけです。この部分をなんとか日本メーカーに引っ張ってほしいものです。
有機ELじゃないですが、WSJが『2018年のiPhoneは一部モデルにジャパンディスプレイの「FULL ACTIVE」を採用するかも』と伝えてもいます。
「FULL ACTIVE」は、4辺スリムベゼルデザイン(0.5mm)のフルスクリーンスマートフォン用の液晶パネル。
iPhone Xは、焼きつきの心配があり、寿命の短い、そして日中の屋外では見にくいサムスン製OLED(有機ELパネル)ではなく、JDIの「FULL ACTIVE」を採用すべきだったかもね。もっとも、「FULL ACTIVE」は2017年6月からの量産開始ですから、iPhone Xにはとても間に合わなかったわけですが。
ここのところ閉塞感のあったJDIですが、低コスト有機ELや「FULL ACTIVE」で、ようやく光明が差しつつあるといった状況でしょうか。1000億円の出資先がすんなり見つかって、早く量産できればいいのですが。
↓、同じ55型4Kテレビですが、LG製とソニー製(パネルはLG製)の有機ELテレビの価格差が10万円、LG製有機ELテレビとシャープの液晶テレビの価格差が11万円。
JDIの低コスト有機ELパネルを使ったテレビは、2020東京五輪までには登場するのかな? それでも価格は、現行LG製有機ELテレビと同じくらいにしかならないのかもね。
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