MacやPCの中にある曲を解析してコード進行を教えてくれるギタリスト必携アプリ「Riffstation」が無料に!
ギター弾き、その他の楽器演奏者、そしてボーカリストに朗報です。
MacやPCの中にある曲(iTunesで購入した曲もOK!)を解析して、コード進行を教えてくれるギタリスト必携アプリ「Riffstation」が無料配布されています。
Macユーザーなら、Mac App Storeから「Riffstation - Sonic Ladder Ltd.」をダウンロードしてください。つい先日まで、4千円オーバーだったんですけどね。ギターメーカーのFenderが販売していました。
Windowsユーザーの方は、公式Webから、インストーラーをダウンロードしてくださいませ。Macユーザーの方も同様に公式WebからRiffstation.dmgをダウンロード可能です。
なお、無償配布は2019年3月15日までの予定です。近いうちにダウンロードできなくなりますから、必要な方はお早めにどうぞ。
インストールした「Riffstation - Sonic Ladder Ltd.」を起動し、Macの中にあった「フライデーナイト・ファンタジー ~NTV系「金曜ロードショー」テーマ曲 - ピエール・ポルト・オーケストラ/ドミニク・ドラース」を読み込んでみました。
黄昏色の海をバックに流れる「金曜ロードショー」のテーマ曲。おっさんには、懐かしい1曲ですね。
このように曲を読み込むだけで、コード解析してくれます。
コードの認識率は約80%とのこと。もちろん、おかしなところは手動で修正できます。
同じ機能のアプリに、私も愛用している「Capo 3 - SuperMegaUltraGroovy, Inc.」がありますが、「Capo 3」で、同曲を読み込んだ画面がこちら。
どちらのコード解析が正確かの判断は、また後日。
「Riffstation - Sonic Ladder Ltd.」にも、視覚的にコードを表示する機能がありまして、
な感じとなっています。
単にコード進行を表示するだけでなく、
- ピッチを変えずに再生速度を変更する(耳コピ時に便利)
- 再生速度を変更せずにピッチを変える(移調楽器用カラオケ作成等に便利)
- ギターとその他の楽器を分離するアイソレート機能
を持っています。つまり、私の愛用している「Capo 3」と同等なことができるようです。
特に、3.については、「ミックス内のギターを見つけて、それをすぐに抽出して独立して聞くことができます。 ミュートモードを使用してギターを取り除き、バッキングトラックを作成します。 ギターに限らず、その楽器をソロまたはミュートすることができます。」とありますので、EWI練習用のカラオケ作成にも使えそうです。
もっとも、実際この作業をやったことのある人は、綺麗にギターだけを消したり、ボーカルだけを消したり、サックスだけを消したり、逆に抽出したりというのは、かなり難しい作業であることをご存知とは思いますけどね。
市販CDからボーカルだけ抽出するには、その音源とCDに収録されたそのカラオケ音源を「CUBASE」等のDAWに読み込んで、カラオケ側の位相を反転させるというのが、一番綺麗にボーカル抽出する方法と思います。
これも、元の音源とカラオケ音源の音量をきっちり合わせ、再生タイミングもバシッと合わせないと、完全にバックの音を消すのは難しいですけどね。それでも、きっちりやれば95%ほどはバックの音を消すことができます。あとは適当なフィルターでもかければ、かすかに聞こえるバッキングを消して、完全なボーカルだけを抽出することができます。
オートマチックにそれを実行してくれる「歌声りっぷ」という素晴らしいアプリも存在します。こいつを使えば、ほぼ完璧にボーカルだけ取り出すことができます。
ちょっと話が逸れましたが、ともかく4千円オーバーだった「Riffstation - Sonic Ladder Ltd.」が今なら無料。音楽好きなら、ちょっと試してみる価値はあります。
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紺さま
EWI5000は、EWI4000swからかなり進化していました。まず、ワイヤレス、かつ4000swより軽量なのがいいです。音については、生楽器系はかなりしょぼくて、サックスなどはAudio Modelingのswam音源(ソフトシンセです)の方がはるかにアコースティック感があります。
しかし、シンセ系の音はなかなかいい感じ。EWI5000だけでリバーブやらディレイやらコーラスがかけられるので、これ1本だけでもそこそこの音を出すことができます。
zoomのMS-50Gは、よしめめ師匠(EWIの中では有名な方)が、とりあえず最初のエフェクターはこれにしとけ!っておっしゃったので買いました。EWIなら、たしかにこれ一つで大抵のことはすみそうです。
コーラスもディレイも、EWI5000内蔵のfxより遙かに大きく効きますし、ディストーションやらファズやらありとあらゆるエフェクトが入っていますし、これで7千円台はお買い得!
ってな感じで、日曜日は終わりました。
投稿: duke | 2018年7月 3日 (火) 10時24分
返信ありがとうございます。
今頃はEWI5000とZoom MS-50Gにかかりっきりでしょうか(^^)
MS-50Gってどんなの?とぐぐってみたら凄いエフェクターですね。
私はギターを弾けないのでこっち方面は疎いのですが、
昔ながらの足で踏むコンパクトなエフェクターの形で92種類のエフェクトとアンプシミュレーターまで入っているとか。
ずいぶん進化してるんですね。
ウィンドシンセのように単音でオーディエンスの耳を惹きつける楽器はさぞエフェクターの効果は大きいと思います。
歌声りっぷ、私もMacしか持ってませんが
エミュレータ(Parallels Desktop)で動かしてますよ。
手持ちのWindowsが2000なせいか、今どきのMacで動かすとめちゃめちゃ速いですw
このエミュレーターはMIDIインターフェイス → Mac → Windows上で動くシーケンサーという多層建ての環境でもちゃんと動きます(・∀・)
投稿: 紺 | 2018年7月 1日 (日) 19時13分
紺さま
「歌声りっぷ」は知っていたのですが、Windows用と言うことで放置モードでした。
ざっと調べたところ、Macでも動く(仮想レイヤーを使ってですが)みたいですね。手持ちのCrossOverで、週末にでも試してみます。
と書きましたが、週末には「EWI5000」と「Zoom MS-50G」が届くので、それにかかりっきりになりそうですが。
「EWI5000」は3本目のEWIです。アホですね。今まで各種「ソフトシンセ」のサックスの音を試していたのですが、もう、それなら最初からサックス音源の入ってる「EWI5000」でええんとちゃうの?、という結論に達したわけです。
本物サックスのような「グロウル」や「ファズ」、「サブトーン」をEWIで表現することは無理なんですけどね。しかし、効果音係としては、サックスに似た音が必要とされることも多いので、5000にはちょっとだけ期待しています。
投稿: duke | 2018年6月29日 (金) 13時19分
こんにちわ。
コード解析がどれぐらい出来るのか興味深いですね。
Paでコード打ち込みした曲を読み込ませて試してみたいです。
ちなみにボーカル抽出は「歌声りっぷ」というフリーソフトが便利で仕上がりも良いですよ。位相反転だけでなくタイミングのずれを自動で補正したりいろいろやってくれるようです。
投稿: 紺 | 2018年6月28日 (木) 23時50分