先日、1年前に39,800円(当時としては、衝撃的に安かった)で購入したMicron 1100シリーズSSDの2TBモデル「MTFDDAK2T0TBN-1AR1ZABYY」が、27,980円まで下がっている!と書きましたが、2018.3.28までなんと24,780円!で購入できることが判明。
はい、もちろん3個目の2TB SSDをポチりました。2TBで24,780円ですよ。信頼のマイクロン製(Crusial)ですよ。
↑の通り、現在、2TB SSD「MTFDDAK2T0TBN-1AR1ZABYY」は28,800円で販売されておりまして、夜8時から翌朝9時までのナイトセール中だと、1,820円引きのクーポンが適用となります。その結果、お値段は26,980円とかなりお買い得な価格に。
しかも、3月27日まで2,200円相当のGoo!クーポンをもらえますから、こいつを適用(クーポンは、28日まで使えるそうですよ。)すれば、26,980円ー2,200円=24,780円で購入できるわけですよ。
凄くないですか?
私は単純に凄く安い!と思いましたので、昨晩、3個目の「MTFDDAK2T0TBN-1AR1ZABYY」をポチりました。
実は私、名機「MacBook Pro (15-inch, Mid 2012)」を3台所有しておりまして、そのうち2台の内蔵HDDは、すでに「MTFDDAK2T0TBN-1AR1ZABYY」に換装しております。
SSDに換装し、メモリを16GBまで増設した「MacBook Pro (15-inch, Mid 2012)」は、はっきり言って快適です。ディスプレイがRetinaでないことを除けば、全く不満はありません。
この2台は音楽専用機とその予備機だったのですが、予備機としておいておくにはもったいないということで、最近は職場で仕事にも使っております。
残る1台の「MacBook Pro (15-inch, Mid 2012)」は、サムスンの1TB SSD「Samsung 860EVO MZ-76E1T0B/EC」を内蔵し、128GBだけをmacOS Sierraをインストールし、残りの領域はBootCampでWindows 10 Professionalをインストール。つまり、Macだけど、Windows 10専用機として使っております。これがまた、快適なんですわ。
現状、Windowsマシンとしては、この1TBの860 EVOで容量的にも不満はないのですが、大は小を兼ねる。3枚目の「MTFDDAK2T0TBN-1AR1ZABYY」は、Windows専用MacBook Proのお腹の中に収まりそうです。
私がMacBook Pro (15-inch, Mid 2012)に内蔵して、1年以上酷使し続けている1台目のマイクロン1100は、今も元気にノートラブルで稼働中。当時、39,800円で「凄く安い!」と思ってポチったわけですが、本日まで24,780円!
この価格でも、販売店による3年保証。万一の際も安心です。もちろん、データが保証されるわけじゃないですから、Time Machineでしっかりバックアップしておきましょう。
なお、Micron 1100シリーズSSDの2TBモデル「MTFDDAK2T0TBN-1AR1ZABYY」は、一世代前の「Crucial MX300 2TB SSD (CT2050MX300SSD1)」と、ほぼ同じ内容のSSDです。
使用されている32層 3D TLC NANDも、SSDコントローラー(Marvell 88SS1074)も、DRAMキャッシュも同じものです。
厳密には、「MTFDDAK2T0TBN-1AR1ZABYY」では、ハードウェア暗号化機能が省かれていますが、SSDの暗号化は逆にデータ復旧の際に障害となるので、なくても良いでしょう。もっとも、たとえ暗号化されていなくても、SSDからのデータサルベージは困難ですが。
暗号化にこだわるなら、Macユーザーなら「システム環境設定」の「プライバシー」で、FileVaultをオンにしましょう。
というわけで、2.5インチSATA接続の大容量&格安SSDをお捜しの皆さん。NTT-X Storeに急いでくださいね。通常価格の28,800円で買っても十分元は取れますけどね。
今後、大容量SSDは安く入手できるようになるでしょう。でも、安い大容量SSDは、耐久性の低い、寿命の短い、長期間使うとスピードの低下するQLC NAND製品です。
MLC NANDからTLC NANDに変わるときにも、寿命や長期使用後の速度低下が心配されましたが、TLC NANDは3D TLC NANDとして製品化されることにより、寿命・耐久性の問題を辛うじてクリアしました。
しかし、QLC NANDは、さらにやっかいです。TLC同様3Dなのですが、同じセルに、たかだか数百回しか書き換えができないのですから。品質の悪いセルは200回ほどで壊れます。
あのサムスンですら、QLC NAND製品は3年保証です。3D TLC NAND製品は5年、MLC NAND製品は10年保証なのに。
2TBのQLC NAND製品に35,480円も出すのであれば、今のうちに、耐久性でも定評のあったマイクロン製3D TLC NANDとMarvell 88SS1074コントローラーを搭載する「MTFDDAK2T0TBN-1AR1ZABYY」を購入されることをお勧めします。10,700円も安いんですから。
実際、MacBook Pro (15-inch, Mid 2012)を使用していて速度低下は感じていないのですが、念のため1年間の酷使後、44%使用済みの状況でベンチマーク測定してみました。
私が1年前に購入した「MTFDDAK2T0TBN-1AR1ZABYY」のレビューはこちらです。そのときのベンチと比較しても、速度低下はないようです。
もちろん、1年経過した今も、個人的には大満足。発熱もありませんし、SATA 6Gbps接続では十分な速度ですし、24,780円ですし。おすすめ!です。
【参考】
SSDマニアには有名なロシアのSSD耐久テストサイトが、今回紹介している「Micron 1100シリーズ」と同じ、Micron製32層 3D NAND、Marvell 88SS1074コントローラー、DRAM搭載の275GB SSD「Crusial MX300シリーズ CT275MX300SSD1」のテスト結果を公表しています。
メーカーが保証する「Crusial MX300シリーズ CT275MX300SSD1」の総書き込み容量は80TBWであるところ、耐久テストを受けた個体は、実に2,659TBW(2.6PBW)を達成したとのこと。
275GBの容量で、2,659TB書き込めたと言うことは、SSDの全ての記録面に1万回近く書き込めていると言うことです。
一方、後継製品であるMicron製64層 3D NAND、Silicon Motion SM2258コントローラー、DRAM搭載の250GB SSD「Crucial MX500シリーズ CT250MX500SSD1」は、メーカー保証が100TBWであるにもかかわらず、ロシアのSSD耐久テストサイトでの実験では、1,075TBWしか書き込めませんでした。
MX500の方がMX300より耐久性が低い原因は、
- 新しいCrucialの64層 3D NANDの品質が良くない
- Marvell 88SS1074からSilicon Motion SM2258にSSDコントローラーが変更されているが、SM2258の性能が低い
あたりなのでしょうが、一般消費者には知るよしもありません。が、実際の実験では、上のような結果が出ています。
MX300とほぼ同じ中身を持つマイクロン1100シリーズの2TBモデルが、MX300と同等の耐久性を有するなら、メーカー保証の400TBWを遙かに超える、19,821.6TBW(19.8PBW)の総書き込み容量になります。
冷静に考えると、さすがにその数字はないよなぁ、と思ってしまいますが、もしかすると人間の寿命より長い(計算上は、はるかに長い!)かもしれませんね。実際何年動いてくれるのでしょうか。楽しみでもあります。
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