Kindle 日替わりセール、本日のお買い得な1冊は、『限界費用ゼロ社会 <モノのインターネット>と共有型経済の台頭』です。本日限り、54% OFFの999円。
資本主義からシェアリング・エコノミーへ
デジタル革命の真のインパクトを読み解く
第三次産業革命のブレーンが描く、衝撃の未来図!
いま、経済パラダイムの大転換が進行しつつある。
その原動力になっているのがIoT(モノのインターネット)だ。IoTはコミュニケーション、エネルギー、輸送の〈インテリジェント・インフラ〉を形成し、効率性や生産性を極限まで高める。それによりモノやサービスを1つ追加で生み出すコスト(限界費用)は限りなくゼロに近づき、将来モノやサービスは無料になり、企業の利益は消失して、資本主義は衰退を免れないという。
代わりに台頭してくるのが、共有型(シェアリング・)経済(エコノミー)だ。人々が協働でモノやサービスを生産し、共有し、管理する新しい社会が21世紀に実現する。世界的な文明評論家が、3Dプリンターや大規模オンライン講座MOOCなどの事例をもとにこの大変革のメカニズムを説き、確かな未来展望を描く。
21世紀の経済と社会の潮流がわかる、大注目の書!日本版向け書き下ろし「特別章」付き!
少々高いですけど、若い人こそ読んでおくべき1冊かも。
オックスフォード大学が、「あと10年で消える職業・なくなる職業」を発表し話題になりました。人間が行う仕事の約半分が機械に奪われるのは確実でしょう。
工場のラインを見ても、昔のコンベアに沿って工員さんがいっぱい配置されていた工場と、現在のロボット化された工場では、全く人の数が違います。労働者は必要とされなくなりつつあり、仕事はワークシェアリング化するでしょう。
あと数年もすればリタイアするようなおっさんはともかく、まだ30年も40年も働かなければいけない若者こそ、読んでおくべき1冊。
池田信夫氏が酷評しています。つまり、良書です。読んでおく必要があります。
彼は、「原発にこだわる日本を批判するが、問題は限界費用ではなく総費用だ。原発は電力会社が採算ベースで建設できるが、再エネは大幅な赤字で、ドイツの電気代は2倍になり、CO2は増えている。」と書いていますが、原発で一番金と時間がかかるのは廃炉時。
ロイターによれば、福島第一原発の廃炉費用は、年間数千億円規模。それが何年続くことやら。これで総費用が安い? 寝言は寝て言え。
期間については、高レベル放射性物質が、もとのウラン鉱石と同じレベルにまで低下するには10万年もの歳月を必要とするわけで、地震国の日本の場合、どこに埋めようが高レベルな放射線物質は、漏れてきちゃいますよ。廃炉及び高レベル放射性物質の処理自体、無理でしょ? 10万年ですよ。その期間に、どれだけの金がかかる? 総費用が安い? 寝言は寝て言え。大事なことですから2回言いました。
残念ながら、今のところ原発に未来はありません。核燃料サイクルも、現状MOX燃料(これがまた超危険)どまり。使用済みのMOX燃料も再処理の実績があると、電力各社は言いますけど、それは実証実験レベルの話で、商業的にはフランスでさえやっていない。
『使用済MOX燃料の処理の方策について,国の原子力委員会が決定した「原子力政策大綱」では,「使用済燃料は再処理する」という基本方針を踏まえ,2010年頃から検討を開始することとされています。』とのことですが、2016年の今、まだ何も決まっていない。
ね、どうすんの?
ちょっと脱線しちゃいましたけど、若者は読んでおいたほうがいいと思う。原発に希望はないけど、この本には希望があると思うから。
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